おすすめの読書:「物語の工場、ストーリーテリング」
The MAG - 08.23
クリスティーナ・モロッツィ著
クリスチャン・サロモン著『物語の工場、ストーリーテリング』ファジ出版社、2008年

この機敏な一冊は、1990年代以来、社会的価値を共有する手段から、マーケティングや経済の責任者の手に渡る強力な説得の武器へと進化した話術の道筋をたどります。消費者や市民の意見を形成する力を持っています。
著者は、綿密な調査に基づく本書の中で、マーケティングはブランドのイメージよりも物語に依存していると警告します。物語の機械は理性的な思考に取って代わりました。サロモンは、これは単なる新しいメディアの言葉遣いではなく、個人の認識をふるいにかけ、感覚を刺激し、行動を枠づけ、考えを形作ることを目的とした言葉であると強調しています。
かつて逃避の手段であった物語は、逸話を糧にし、経済的・政治的な場面で用いられる統制の道具となりました。