トレンドの映り込みとしての店頭ディスプレイウィンドウ:キアラ・コルメーニャによるアウトドア
ミラノの窓辺を見ながら、今年の屋外の流行を一緒に探ってみましょう。ブレラからヴィア・ドゥリーニまで、家具と植物が組み合わされ、屋外で過ごすことの大切さを再発見しています。
大自然の中で
今年の屋外家具の流行は、ミラノの主要なデザイナーブランドの店頭ディスプレイを見れば多くを知ることができます。ソファや肘掛け椅子が植物や花の装飾とともに配置されており、緑色の使い方がアクセントカラーとしても自然の緑としても見られます。特にここ二年ほどで、多くの人が屋外で過ごす時間の価値を再認識し、テラスや庭、デッキ、庭先の美化により一層の関心を寄せるようになりました。
ミラノの屋外家具の流行:ヴィア・ドゥリーニからブレラ地区まで
ミラノの中心に位置するヴィア・ドゥリーニはイタリアデザインの世界での流行を映し出しています。 カッシーナは屋外家具に特化した二つのショーウィンドウを設け、大きな葉のデカールがブランドの独特な作品に注目を集めています。この展示は『The Cassina Perspective Goes Outdoor』コレクションの一部で、フィリップ・スタルク、ロドルフォ・ドルドーニ、パトリシア・ウルキオラによるデザインです。白と緑の組み合わせが際立ち、ソファやパトリシア・ウルキオラのトランポリン・シェーズロングをよく見ると、木と縄の要素が実用的で現代的な印象を与え、クッションの花柄は肘掛け椅子の布地と完璧に調和しています。
通りの向かい側には、ジェルヴァソーニの屋外家具セット「パンダ」が展示されており、パオラ・ナヴォーネのデザインで、ブランドがかつて籐製品を専門とする小さな工房だった頃を思い起こさせます。ピンクから酸味のある緑までの柔らかな色合いが紙の花の装飾と調和し、背景には木材とカッラーラ大理石が使われています。
ブレラ地区に移ると、今年の屋外家具の流行は木材と組み合わせ自由な要素が中心です。編み込みの灯籠や陶器の花瓶が、木材の使用を特徴とする歴史あるイタリアの会社ウノピュウのショーウィンドウを彩っています。近くにはタレンティもあり、落ち着いた色合いのすっきりとしたソファや肘掛け椅子と、船舶用の縄の灯籠が対比をなしています。
自然を飾りとして
今年の屋外家具の流行のもう一つの共通点は、デッキや庭のセットとともに花や植物を飾ることです。 ヤシやバナナの木のような熱帯植物が、多肉植物や季節の花とともに家具の飾りとなり、調和と安らぎの感覚を生み出しています。
キアラ・コルメーニャ